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■■■睡眠時の姿勢について■■■

 

人間の3大欲求とは、睡眠欲、食欲、性欲、です。（順番は諸説有）

私たちは眠ることで1日の疲れを取り、その日に起きた出来事を整理します。充分な睡眠が摂れていない状態が続くと、精神的にイライラして日常生活に悪影響を及ぼし、さらに免疫力が低下して、体調不良になることもあります。良い睡眠を摂ることは、記憶の整理や定着など、いろいろな良い効果がありますが、中でも大切なのが疲労回復です。

 

ではその疲労回復の効果を高めるためには何が重要か？正しい姿勢で寝ることです。長時間その体勢でも疲れにくいことが理想です。疲れを取るための睡眠時に、姿勢の悪さにより疲れが溜まってしまうのでは本末転倒です。良質な睡眠を得るためにも、正しい寝姿勢を維持することが重要になってきます。

 

仰向けが最も安定した姿勢で、仰向けで寝ることが1番良いとされています。背骨が自然と真っすぐになるので、猫背の防止や改善効果があります。また、体圧が均等になるので身体への負担がかかりにくく、血流が促進されます。それが身体の疲労回復を助けます。

寝返りは体温調節や身体の負担軽減に大切となりますが、仰向けだとよりうちやすいという良さもあります。

 

ただし1つデメリットもあります。仰向けだと舌が喉の奥へ落ち、気道が狭くなり呼吸を妨げる可能性があるので、いびきをかく人や睡眠時無呼吸症候群の方は注意が必要です。

このように一概に仰向けが良いとは言えない場合もあります。それをふまえて次回は、腰痛を和らげる寝姿勢、肩こりを和らげる寝姿勢についてお伝えします。

 

 

〖症例ケース㉓〗

 

30代女性

睡眠不足で来院

全身疲労を訴える

背筋ストレッチ

筋緩和リリース

上部胸椎の歪みを矯正

骨盤の歪みを矯正

施術後、疲労緩和

 

疲労で睡眠不足の方、ご相談下さい。